掛け軸の生地を織る際に布の両端に出てしまう余分な糸「ステ耳」で、サコッシュを作るワークショップです。
「独楽撚り(こまより)」と呼ばれる撚糸道具を使って、「ステ耳」に下撚り、上撚りをかけてロープのように丈夫な素材(糸)へ生まれ変わらせるところからスタートします。そして、オリジナルの段ボール織機で布を織ります。同じ素材でざっくり端をかがり、そのまま持ち手部分とすることでどこも切ることなく、一つの素材で完結する100% ステ耳サコッシュを作ります。ふわふわした素材のサコッシュに、お財布やスマホを入れて冬のお出かけのお供にしませんか?
安部さんが織り方や美しく仕上げるコツを丁寧にレクチャーしてくださるので、織物初心者の方や親子参加の方も安心してご参加ください。
2024年3月9日に開催した第一回ステ耳ワークショップの様子はこちら
|出来上がりサイズ|
サイズ 230×200mm
持ち手1100〜1500mm
|こんな方におすすめ|
織物を始めてみたい方、好きな方
珍しい素材を扱って織物がしてみたい方
撚糸道具・民具に興味のある方
アップサイクル、クリエイティブリユースに関心のある方
|Creator|
染織家 安部 里香(あべ さとか)
京都芸術大学、大塚テキスタイルデザイン専門学校で工芸染織を専攻し、紬織の重要無形文化財保持者である佐々木苑子氏のアトリエで学ぶ。現在は東北芸術工科大学工芸デザイン学科の織りの講師を務める。
主に縫取織という技法を用いた織物作品を制作し、公募展を中心に染織作家として作品発表を続けながら、染織の周縁にある事象にも関心をもつ。織物の端材糸をアップサイクルした漆作品「JOMON BANGLE」、植物を織物のヨコ糸に見立てタペストリーを織るWS、ステ耳と呼ばれる織物工場の廃棄物を利用した「ステ耳チェアクッション」を織るWSなども開催している。
細分化された工芸を手技を基盤にしたメディアとして統合して捉え直し、その範囲を手芸やDIY、そこから生まれるコミュニケーションにまで広げ、「ひらかれた工芸」として再解釈することを研究テーマとしている。
HP: https://www.satokaabe.com Instagram: @satoka_abe
|素材協力|
光織物(山梨県富士吉田市)
<開催概要>
WORK SHOPハタ屋さんの「ステ耳」で織るサコッシュ
日時:2025年1月11日(土)①10時30分~12時30分 ②13時30分~15時30分
会場:クリエイティブスタジオ Casa de paño
参加費:通常 3,500円 /リピーター 3,000円(税込)
※ワークショップ開始前・受付時に参加費を現金にてお願いいたします。
リピーター割引の対象は、安部さんのワークショップに参加したことがある方になります。
定員:5名
持ち物:ステ耳と一緒に織りこみたい布や糸(ご希望の方のみ)/作品を持ち帰るための紙袋
申し込み方法:事前予約制を取らせていただいております。
下記の予約ボタンよりお申込み後、受付メールにて所在地をご連絡いたします。
その他:
・イベントの様子を、後日弊社WEBサイトやSNSに掲載する場合があります。
・複数人でのご参加の場合は、個別に1人1枠でお申し込みください。なお、親子参加(小学生以上)の場合は、代表者の方のみお申し込みください。
・体調不良等やむを得ない場合のキャンセルのご連絡は、info@casadepano.comにご連絡お願いいたします。
・受付はワークショップ開始の10分前からとなります。
・制作時に糸屑が出るため、付着しにくい服装でのご参加がおすすめです。
・予測できない事情(天候不順)などのために中止になる場合がございます。予めご了承ください。
・車でお越しの場合は、必ず近隣のコインパーキングをご利用ください。静かな住宅地のためご協力よろしくお願いします。サポートを必要とされる方は事前にご相談ください。
・プログラムは、予告なく一部変更される場合があります。
・受付メールが迷惑フォルダーに振り分けらていることがあるようなので、受信できない場合は一度ご確認をお願いいたします。