*本企画展は、終了いたしました。
2024年3月9日(土)~10日(日)に、企画展「素材へのまなざしと手仕事~ステ耳study~」を開催いたします。
染織作家の安部 里香さんと共に、織物工場で発生する端材を生活に彩りを添えるプロダクトに蘇らせる活動を行っています。今回は、和装小物や掛け軸に使われる生地 金襴緞子を製造する山梨県富士吉田市のハタ屋 光織物の協力のもと、金銀色とりどりの「ステ耳」を素材とし、手仕事で使用できるように円形織り機を開発、7枚のチェアクッションを制作しました。
本展では、制作過程で見出した『素材』『道具』『手』についてのスタディ紹介を通して、手仕事によるアップサイクルの可能性を提案します。そして、開発した織機や作品展示の他、普段なかなか目にすることがない「ステ耳」という素材への理解を深める為、ステ耳が発生する様子を再現した展示や金襴緞子の製造工程を動画でご紹介いたします。
また、企画展の連動イベントとして、ステ耳で織るカラフルなチェアクッションづくりのワークショップを開催いたします。ステ耳studyの続きは、ワークショップを通じて皆さんと一緒に行っていきたいと思います。
ワークショップの詳細&予約はこちら
|Creator|
安部 里香(あべ さとか)
大塚テキスタイルデザイン専門学校、京都芸術大学で工芸染織を専攻し、紬織の重要無形文化財保持者である佐々木苑子氏のアトリエで学ぶ。公募展やグループ展を中心に染織作家として作品発表を続けながら、染織の周縁にある事象にも関心を持つ。織物の端材糸をアップサイクルした漆作品「JOMON BANGLE」は高岡クラフトコンペ入選、植物を織物のヨコ糸として使ったWSも開催し、モノと人との関係を豊かにすることをテーマとして活動している
HP: https://www.satokaabe.com Instagram: @satoka_abe
<開催概要>
Exhibition「素材へのまなざしと手仕事~ステ耳study~」
日時:2024年3月9日(土)〜2024年3月10日(日)10:30~16:30
※9日は12時30分よりワークショップ開催のため、午前10時30分~12時のみ展示
のご案内を受け付けております。
会場:クリエイティブスタジオ Casa de paño
入場料:無料
制 作:染織作家 安部 里香
素材協力:光織物
企画・運営:クリエイティブスタジオ Casa de paño
事前予約制
<展示風景>